そもそも包装って何なのでしょうか

包装といえば、プラスチック製の紙や容器などを思い浮かべると思います。チューブやケーシングに詰めたり、結束バンドで束ねたり、卵パックのような緩衝性のある包材やクッション材などで破損しないように保護したりしています。今ではこうしてさまざまな包装容器がありますが、昔は手で包装されていました。現代ではアメや薬、お菓子と小さなものは、ひとつひとつ個包装されていますし、大きなものは紙包装や少し大きめな袋などで内装していて、運びやすいようにダンボール箱などに入れて輸送、配送をしています。食品は、とくに中身の品質保持が非常に重要となります。食品の中身に保存性をもたせる処理をしたものを缶詰、瓶詰め、袋詰と表現します。一方で、容器に単に入れたものは、缶入り、瓶入り、袋入といって区別するようにしています。英語では包装や包装容器のことをpackageといいます。包装することをPackagingといいます。また、モノを包装容器に詰めたり束ねたりすることをpackといいます。荷造りをpackingといいます。薄いフィルムで覆い包むことをWrap、Wrappingといいます。日本語の包むという字は、お母さんのお腹に胎児がいる姿を表しています。包装容器には、いろんな原材料が用いられています。成型された容器から不定形の袋や、モノを覆ったり縛ったりする資材まで、さまざまな役割を持ったものがあります。機能や種類、形態とどんな物にも対応しています。ガラス、金属、プラスチック、紙や木、布、陶磁器などがありますが、金属やガラス、プラスチック、紙といったものは、いろんな形態に加工や複合化されていていろんな工夫が見られます。

そもそも包装って何なのでしょうか
トップへ戻る